約 301,138 件
https://w.atwiki.jp/alliance2000/pages/287.html
俺は帝国首都宮京に来ていた。帝国と講和条約を結ぶ大統領を護衛するためだ。 その大統領なのだがあのガール、ガール・ポッチがリズの現大統領だ。 リズは複数の国家の連合であり、その全体の大統領がガール・ポッチである。ガール・ポッチはヒレーのこともあり俺を選んだ。 その講和にテロリストが来るという噂があり、俺はスカージを伴いここへやって来た。 しかし時間があり、暇なので散策。 すると一人の男に会った。 帝国の同盟国のゴレンという島国のアームヘッド研究所の社長という、村井幸太郎だ。 セイントメシアも作ったのもここであるので俺は情報を手に入れるべく、しばらく会話をしてみた。 カフェジョージで二人は話していた。 「こんなところにいてもいいのかあんた」 「お互い様だろう、私の場合社長といってもお飾りだし、会議までヒマなんだ、せっかく講和したんだし連邦のアームヘッドについても知りたい」 「そんな情報持ってないよ幸太郎さん」 名刺に書いてあった名前で呼んでみた。 「下の名前で呼んでくれるのかい?マキータ?」 「実を言うとヒマで話す相手もいなくて困っていたんだ」 いわく付きのアームヘッドに乗ってから俺は避けられ気味だった。 異国の地であったこの男ならそんなことも知らないだろう、なぜか避けられてるのはこいつも同じみたいだし。 いろいろな話をした。村井は実を言うと無理矢理アームヘッドに乗せた父を恨んでいる話、村井の娘の話。 俺は昔の、俺の貧民街時代の話、かつての戦い、ヒレーの話。 ただ、それでも。 村井の乗っているというアームヘッドの名を聞くことはなかった。 復讐編第三話 終
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/237.html
←その2 第三話「もう何も怖くない」 再現シーン・ほむらをリボンで拘束するマミ まどまど「マ、マドマドォ」ドウシヨウ ほむほむ4「ホムッ、ホムホムッ!」ハナシナサイ まみまみ「マミマミン……」カエリニトイテアゲ…… ほむほむ4「………? ホム、ホムホム?」セリフワスレタ? まみまみ「マミッ、マミマミマミィッ!!」ガマンデキルワケナイジャナイ まどまど「マドッ、マドマドォッ!!」ミギニオナジ ほむほむ4「ホ、ホビャ……」チョ、オマ…… 「ホビャァァァァッ」 まみまみ「マミッ」ゲップ まどまど「マドッ」ゲップ ほむほむ4「」ホネカラン リテイク 再現シーン・マミの死に駆けつけるほむら シャルロッテ「もぐもぐしたるで」エホウマキデバクリ まみまみ「」マミラレタ まどまど&さやさや「マミサン!?」マミマミ きゅうべえ「ケイヤクケイヤク」 ????「ホム、ホムンッ」ソノヒツヨウハナイワ ほむほむ5「ホムンッ!」カケツケ シャルロッテ「チーズ」 ほむほむ5「………ホ、ホムホムッ!?」チョ、チョイチョイ シャルロッテ「おまえももぐもぐや」エホウマキデバクリ ほむほむ5「」ホムラレタ まどまど「ホムラチャン……」イイナァ さやさや「テンコーセー……」オイシソウ きゅうべえ「ワケガワカラナイヨ」 →その4
https://w.atwiki.jp/okura/pages/75.html
賊ヶ岳にて狙い通りの勝利を 収める事ができた毛利であったが、 火急の知らせに腸を煮やすこととなった。 豊臣軍による中国地方進軍である。 毛利は直ちに賊ヶ岳より引き返し、 数多の巨大船を操る豊臣秀吉と 瀬戸内海であいまみえたのであった。 我が居ぬ間に国を攻めるか… この海で果てるがよいっ 侵略 【瀬戸内海戦】 ≪開始直後≫ 豊臣軍武将「敵軍進入!船で突撃を敢行した模様!」 我に策で挑むか…! 豊臣、ここは貴様の墓場に似合いの海よ! 秀吉「ほう…賊ヶ岳より引き返して来たか 半兵衛、お前の策が破られるとはな 」 半兵衛「さすがだね、毛利元就…実に素早い対応だ」 《豊臣秀吉を倒せ!》 半兵衛「おとなしく水軍を渡したまえ、元就君 全滅に比べれば、いい取引だと思うけどね 」 秀吉「兵の犠牲に成り立つ策など智略とは呼ばぬ ただの無能と言うのだ、小僧!」 秀吉「お前の弄する策など我が前では児戯に等しいわ」 《竹中半兵衛交戦中》 全ては貴様の策か…竹中半兵衛! 半兵衛「隙を狙ったつもりだったけど、甘かったかな」 半兵衛「豊臣軍には優秀な密偵がいる 君の動きは僕たちに筒抜けなんだ 」 それで我の裏をかいたつもりか、竹中 半兵衛「冷徹な表情は作り物…僕にはそう見えるよ」 我の動揺を誘おうとしても無駄だ 半兵衛「腹の探りあいは疲れるだけだ 君も僕も、口を閉じたほうが良さそうだね」 《豊臣秀吉交戦中》 秀吉「国の未来の為、貴様の水軍は我がもらおう」 笑わせるな…大義名分のつもりか 貴様の行為など、賊と変わらぬわ! 秀吉「毛利元就…所詮は小者よ 貴様には己の小さき国を守る事しか出来ぬ!」 黙れ…!貴様など詰みを待つだけの玉よ! 秀吉「最後にものを言うのは策ではない 圧倒的な力、兵力よ! 」 フン…猿知恵では力押ししか思い浮かばぬか 秀吉「軍を掌握する事もできぬ愚昧の将よ おとなしく豊臣に飲み込まれよ」 どいつもこいつも…口先ばかりの無能共が!
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/846.html
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/655.html
おちーちん! _ _ / . ソ . ;;ヽ / . .. ;;;ヽ / . .. ;;;;ヽ / . .. ;;;;i ( . .. ;;;丿 ...___.. ;;;イ !ヾ. ̄⌒__ ̄彡| iミ ミC= ≡.. ) | ″. ´/ | ヽ / /;| | ( ( . ;;;| | | ミ .ヽ\| | 丶ヽ .. ヽ ) | .i ! ; ;;;| | i .ノ . ;;;;;| | i .ノ . ;;;;;| | i .ノ . ;;;;;| | ( ヽ .. ;;;;;| ( \ l. | .. ;;;;;;| | \∨丿 ″.. ;;;;;| | ( ( ゙ .. ;;;;;| .彡.| | ! ..... ;;;;;|ゞ巛ミ 巛从ミ彡ミ彡从巛彡ミ彡ミ彡》》 巛巛ミ人ミ彡巛彡从ミ巛ミ人ミ》》》》
https://w.atwiki.jp/ac-lb/pages/93.html
さて、お次は鳳統を面接するとしますか。俺は少し伸びをしてから侍女に鳳統を呼んできて貰った。しばらくして、ドアをノックされたので俺はどうぞと答えた。ドアが開き少女が一礼して入ってきた、服装は紫を基準にした魔女の様な服にこれまた魔法使いですと言わんばかりの帽子をかぶっている。この少女が名を鳳統、字を士元と言う。 鳳「しっ失礼しましゅです、ほ、ほと、ほーとうでしゅ!あわわ~かっ噛じゃいました。」 鳳統は緊張しているのか噛んでしまい恥ずかしさで顔を真っ赤にした。そして、その顔を隠す様に帽子を深くかぶったのだった。(萌えですね~小動物みたいで癒されますね~) 鴉「まあ、落ち着いて深呼吸するといいぞ。」 俺がそう言うと、鳳統は2度程深呼吸した。落ち着いたみたいなので俺は椅子に座る様に勧めた。まだ、多少緊張している様だが鳳統は椅子に座り俺を見ている。俺は、試験に合格した事を伝え興味があったので面談した事を伝えた。鳳統と言えば劉備に蜀を建国させる切っ掛けを作った人物だ。中でも戦術・戦略に優れており発想も柔軟だったという。なんたって三国志を代表する名軍師なのだから会ってみたいじゃねえかよ。 俺は、自己紹介をしたそして、どうしてここに仕官したのか理由を聞いてみた。すると、鳳統は話始めた。 鳳「私は荊州にある水鏡塾という、水鏡先生という方が開いている私塾に友人と通っていたんですけど、今この大陸を包み込んでいる危機的状況を見るに見かねて・・・そして、力の無い人達が悲しむのが許せなくて、その人達を守る為に私達が学んできた事を生かすべきだと考えて、でも自分達の力だけじゃ何も出来ないから、誰かに協力してもらわなくちゃいけなくて。それで、誰に協力してもらえばいいんだろうって考えてた時に袁術様が仕官の募集をしてるって噂で聞いたんです!!それで色々と話を聞くうちに、袁術様ならこの大陸を良くしてくれるんじゃないかって、協力してもらうなら袁術様だって思ったんです。」 鳳統は自分が仕官してきた思い口にし真剣なまなざしで俺を見ていた。それは、俺の答えを待っているようだった。俺は、鳳統に語り始めた。 鴉「鳳統、勘違いしている様だがお前の言う力の無い人達ってのは民の事だよな?」 俺が聞くと鳳統はコクリと頷いた、それを見てから俺は言葉を続ける。 鴉「民は弱くはないんだぜ?民が居なくなれば税が徴収出来ないからな。税だけじゃない、農作物も不足するだろうからな食べれなくなった奴らは賊になる。結局、民を虐げれば統治者自身に返ってくるのさ。国あっての民じゃない、民あっての国なんだよ。それを知らぬ奴が多すぎる。それにな、俺は俺がしたい事をしてるだけだ。今の国を守る為には金がいる、税を重くすれば民の反感を買うなら、産業や農業を発展させれば税収があがるだろだからそうしたのさ。それに、豊になれば噂を聞いて流民や商人もやってくる。他国の情報も得られ軍備も整えれる。結果は民に善政をしいてる様に見えるが俺自身の為なのさ。」 俺は話終えて一つ息をはいた。鳳統はそんな俺の話を聞いて微笑みながら一言いった。それでも、民に笑顔がある国なんですからいいじゃないですかと。その後は仕官の待遇について合格者全員の前で話すと伝え、侍女に別室に案内するよう頼んだ。友人の事を少しだけ聞いたがやはり、諸葛亮の事だった。諸葛亮の方はまだ、学びたい為に今の私塾に通っているのだとか。 ~鳳統side~ 試験をした後、私は面談があると言われたので自分の順番になるまで待合室で待っていた。1刻ほどして侍女が案内にきたので私はついて行った、ドアをノックすると中からどうぞと言われたのでドアを開け一礼してから入った。自己紹介をしたのだが緊張してしまいカミカミで言ってしまった。私は恥ずかしくて顔を真っ赤にしてその顔を隠す為に帽子を深くかぶった、すると部屋の中にいた男性が深呼吸する様に言ってきたにで私は2度深呼吸した。落ち着いたのを見計らって椅子に座る様に勧められたので私は椅子に座った。男性は自己紹介してくれた、やはり袁術様だったようだ。そして、どうして仕官してきたのか質問されたので私は自分の思いを告げた。すると、袁術様は勘違いしてると言う。民は弱くないと、そしてこの国を豊にしているのは自分の為だと。でも私はここまでの旅での噂と町で見た事で解ってるんですよ。袁術様は間違いなく善政をしいてる。貧しい者に援助すれば普通に働いてる人は良く思いません、だって何故働きもせずにとなるんですから。袁術様の政策も与えはしますが、物やお金じゃないんです、働く場所、土地、道具なんです。一生懸命生きていける為の力を与えています、流民に対してもそうしてるみたいですから噂が広まるのは納得です。私は袁術様ならこの大陸を良い方向に導いてくれると思いました。 ~鳳統sideend~ ※これは次回予告です、某見た目は子供頭脳は(ry)の予告で流れるBGMを脳内で再生して下さい。では、予告ですどうぞ~(笑) 最近、執務室での仕事でストレスが溜まってきている俺。朝の仕事が終わったので昼飯と気分転換に町に出る事に。仕事が嫌なわけじゃないんだ、部屋に篭りっきりてのがな俺ニートじゃないし。それにさ、町の様子を自分の目で見ないと報告だけじゃ解らない点もあるからさ。午後からの仕事は七乃が持ってくる竹巻の確認だけだから問題ないはず。そう思って昼飯を町で食べていると偶然にも俺は事件に巻き込まれてしまう。絶対絶命の大ピンチはたして俺の運命やいかに!! 次回、駄文 第四話 ネタ回 ゆっくりした結果がこれだよ!! NEXT 鴉ヒント 黙って抜け出した。 お楽しみに
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/431.html
何だかその場に居づらくて、ぼく達は教室で鞄を取るとすぐに帰る準備を始めた。 隣の席のリッツはさっきのことをまだ気にしてるようで、しきりに髪をいじりながら教科書を乱雑に鞄に突っ込んでいた。 「あ、あの……」 声に振り向くと、ぬいぐるみの頭を鞄から覗かせたままミュートが頭を下げていた。 「えと……さっきは、ありがとう」 その言葉にもリッツは口をへの時に曲げて、勢い良く鞄の口を閉めた。 「別に、助けたかったわけじゃなくてあたしは弱い者いじめが嫌いなだけ。バッカみたい!」 ざっとかき上げたピンク色の髪が広がる。 ミュートに怒ってるわけじゃないんだろうけど、その責めるような口調にミュートはびくっと震えた。 そっとしておいた方がいいと思ったようで、今度はぼくの顔を見て口を開いた。 「マーシュはこれからどうするの?」 「え? なんで?」 「本を……古本を今から買いに行こうと思って。マーシュも一緒にどうかなって……」 古本か。引っ越すときに大分捨てちゃったし、いいかもしれない。 何か面白そうな本があればドネッドにも……あ。 「ごめん、今日はだめだ。弟が退院してきてるから」 ミュートはしゅんとうなだれた。ちょっと悪い気もする。 横では少し落ち着いたリッツが首を傾げている。 「退院? 弟さん、病気なの?」 「うん。体が弱いんだ……生まれつきね。特に脚が弱いから走ったりできなくて、病院と家を行ったり来たりしてる」 「ふぅん……大変ね」 小さく「ごめんね」と付け加えて、ばつが悪そうな顔をした。 「本って、どんな本?」 なんだか空気をさらに重くしちゃった気がしたので、ミュートに尋ねてみた。 「うーん、ぱらっと見ただけだからよくわかんない。でも、ゲームに出てくるみたいな魔法とか怪物みたいなのが書かれてるみたい」 冒険小説みたいなのかな? ゲームならドネッドもよくやってるし、気に入るかもしれない。 「じゃあさ、その本を持ってうちにおいでよ。ドネッド……弟も喜ぶと思うんだ」 ミュートは意外なものでも見るように目をしばたかせた。 「……いいの?」 「うん。もし良ければドネッドとも友達になってほしいし。リッツも一緒にどう?」 「あたし?」 話を振られたのが意外だったのか、リッツも目を丸くする。 ……ぼくが遊びに誘うのって、そんなに意外なのかな。 リッツは指に髪を巻きつけながら少し考えて、頷いた。 「え……えっと、そうね。今日は何もないし……行ってもいいかな」 良かった。機嫌も直ったみたいだし、遊ぶなら多い方がいい。 「じゃ、決まり。場所はわかる?」 「壁の黄色い、あの家でしょ?」 「あ、それならボクも知ってる。本を買ったらすぐに行くよ」 「うん、待ってる」 そうと決まったら、もう教室に留まってる理由はなかった。 三人組が戻ってきたら気まずいし、早く出てしまおう。 一緒に通学路を歩いていると、三人ともの分かれ道になっている商店街に着いた。 ぼくのうちは東、古本屋は南、リッツの家は西だ。 「じゃあここで……」 「うぃ~……っク」 解散しようとした矢先、間延びした声がすぐ近くから聞こえてきた。 横にあったカフェから出てきた中年の男の人だ。顔は赤く、明らかに酔ってる。 「やだ、昼間から酔っぱらい?」 こういうことに厳しそうなリッツは案の定、不快感を露わにしていた。 ミュートは何故か男の人から目を背け、俯いている。 と、その時男の人はぼく達の……いや、ミュートの方を見た。 「お? ミュートじゃないかぁ。父さんだぞぉ。久しぶりだなぁ~」 そしてよたよたとミュートに歩み寄ってくる。その足取りは今にも倒れそうだ。 ……この人が、ミュートのパパ? ミュートは一つ溜息を吐くと、その人の脇に寄って体を支えた。 「ほぉら、こんな時間にうろうろしてちゃぁ駄目だぞぉー。ちゃんと学校に行かないとなぁ~」 「……今日は半日授業だよ。パパこそ、お仕事探しはどうしたのさ」 「今日は父さんも休みだぁ。酒はうまいぞ~。やなこと、みーんな、わすれっちまうぞ~」 そう言ってぐりぐりとミュートの頭を撫で回している。 ミュートは迷惑そうにその手を払うと、責めるような、諦めてるような声を出した。 「じゃあ明日はちゃんとしてくれるんだね?」 「おうよ。おうともさ。だぁからあと一杯だけ飲んでくらぁ~」 最後の方は呂律が回っていない声を出すと、ふらふらと通りの向こうへ歩いていった。 ぼくとリッツは、ただ何を言えるわけでもなく立っていた。 残されたミュートはしばらく心配そうに見た後、深く溜息をついた。 「ママが死んじゃってから、毎日ああなんだ。……格好悪いよね」 「……」 ……そっか。 たしかに格好良くはないけど、あんなになるぐらいミュートのパパはママのことが好きだったんだ。 自然と、ぼくは自分の両親のことを思い出してしまった。 ぼくとドネッドが起きてる間は事務的に最低限のことしか話さないパパとママ。 ぼくとドネッドがベッドに入ってからは目が覚めるぐらい大きな声で怒鳴り合うパパとママ。 断片的に聞こえてくる言葉だけ拾っても、喧嘩の原因は毎日違ってた。 物心ついた頃はまだそんなじゃなかった気がする。 どこかで何かを間違えたんじゃなくて、長い時間をかけて間違えていったんだと思う。 パパとママが仲良くしている姿は、もうぼくの記憶の中にはない。 そしてこれからも、そんな思い出は絶対にできないってことがこの前決まってしまった。 きっと、もしパパが死んじゃっても、ママは一日で普通のママに戻ってしまうんだろう。 「……マーシュ?」 ぼくが黙っていると、ミュートとリッツが不思議そうに肩を揺すった。 「……あ、ごめん。ミュートの家ってさ、パパとママ、仲が良かったんだね」 不謹慎だとわかっていてもそう口にしてしまった。 幸い、ミュートはそれほど気にしなかったようできょとんとしている。 それでも何となくいたたまれず、ぼくは帰り道の方へ一歩踏み出した。 「じゃあ二人とも、待ってるから。また後で」 返事も待たずに、ぼくは滑りそうになりながら早足で帰っていった。 どっちが幸せなわけでもどっちが不幸なわけでもない。 それでも、ぼくはミュートのパパの姿を羨ましいと思ってしまった。
https://w.atwiki.jp/ganpura/pages/25.html
ストーリー オブ ライデン 第三話 「Tusk」 ライデン「・・・」 店長「・・・」 ライデン「・・・げ・・んかい・・・(バタッ)」 倒れた・・・ 店長「へっ・・俺に勝とうなんざ10年はやっ・・・(バタッ)」 また倒れた 店員「ちょっとー!また変なことしてー!」 2時間後~ ライデン「んっ・・・ふぁあ・・・」 寝ていたようだ 店長「おっ!起きたか・・・」 ライデン「・・・負けたのか・・・」 店長「まっ、俺に勝とうなんざ10年早いわ!」 ライデン「それ前にも聞いたような・・・」 するとさっきの店員が入ってくる 店員「ところでなにしてたんですかぁ~?」 ライデン&店長「我慢比べ!」 店員「・・・・(バカか!)」 すると 「ピピピッ!」携帯が鳴る 店長「お前のか?」 ライデン「あぁ・・・ライデンだ、ミッションか?」 オペレーター「はい!オリエントシティ12番地でテロリストが 暴れています」 ライデン「了解した・・・そういうことだ・・・ 俺はいくぞ」 店長「おぅよ」 オリエントシティ 民間人「きゃー!!」 オリエントシティではテロリストが町を破壊している テロリストA「いけいけぇえ!!」 子供「やっ・・やめろぉー!!!」 子供が石を投げつけた テロリストB「いたっ!・・・このくそガキがぁ・・・」 テロリストが銃を向ける 子供「うっ・・・・」 テロリストB「死ねっ!」 「ズドンッ!・・・バサッ」 銃声とともにテロリストは倒れた 子供「えっ・・・・?」 男が二丁拳銃を構えていた・・・アンプドイーグル 42.195AE だ 男「大丈夫かい?早く逃げな!」 子供「うん!ありがとう・・・」 足早に立ち去った 男「さーて・・・正義の鉄槌を受けな!!」 男は構えた 男「くらいなっ・・・デッドクラッシュブラストォオ!!」 銃弾が四方八方に飛び散る テロリストC「ぐはっ!」 テロリV「うわぁあ!」 次々とテロリストを撃ち倒していく 男「殲滅・・・かなっ?」 すると後ろからテロリストがナイフを突き立て突進してきた 男「くっ!!!」 「ズドォン!!」 閃光が走りテロリストが吹き飛ぶ 男「・・・なんだ?・・・」 粉塵の中から現れたのはライデンだった ライデン「派手にやったな・・・」 その体は電気を帯びている 男「それって褒められてるのかい??」 ライデンの顔は引きつっている ライデン「お前は誰だ?・・・」 男はアンプドイーグルをホルスターにしまい答える 男「おれの名前はGAPの真射泰斗(まいり たいと)だ」 ライデン「GAP!?そうか・・・お前が・・・」 数時間前 GAP本部 司令室 ライデン「お呼びでしょうか司令」 ダース「あぁ・・・今日GAPアメリカ支部から 新しいのが来る」 ライデン「外人ですか?」 ダース「いや日本人でな君がここに来る前にここで 働いていてな、海外留学にいっていた」 ライデン「そうですか・・・では私は非番なので・・・」 ダース「呼び出してすまんかったな・・では」 ライデン「俺はライデン、ライデン・ラルク・ティファードだ」 真射「そうか君がここのエースのライデンか、よろしく頼むよ」 真射が手を差し伸べる ライデン「あぁ・・・」 END
https://w.atwiki.jp/pawaren_hills/pages/29.html
投手が投球練習をしている間、野手陣はフリーバッティングと守備をやっていた。 皆気持ちよさそうに打球を飛ばしている。その中でもひときわ目立つ選手がいる。遠藤だ。 右打ちで、長身のわりに柵越えはあまりないが、鋭いライナー性の打球を外野に飛ばしている。 「調子よさそうですね。」 「ん、ああ、梅か。もう絶好調だよ。」 遠藤に梅と呼ばれた男が話しかける。 「俺が打つとき、出きれば左投手がいいんすけど、どうしたらいいっすか。」 「だったら、俺が投げようか?」 「えっ、いいんすか。あざーす。」 「ああ。お前は主軸候補の一人だしな。」 そして、まもなくして遠藤が打ち終える。それと入れ替わりにその男が入る。 梅といわれたその男は左打席に立つ。引っ張り打者ではなく、どちらかと流し方向の打球が多い。 『バシッ』 痛烈な三遊間に打球が飛ぶ。しかし、ショートが軽くすべり、スライディングキャッチをする。 「そんな打球じゃ宮本は抜けないぞ。」 遠藤が笑いながら梅に言う。ショートは宮本というようだ。その宮本はとても動きがいい。 「あれで抜けないんじゃ打つところがないっすよ。」 梅も苦笑いをしながら答える。 「梅村。俺を抜いてみろよ。」 ショートの宮本も笑いながらそう言う。 今頃になるが、梅と呼ばれる男の名前は梅村。左投げ左打ちで外野をやっている。 結局、ライナーでのセンター前やレフト線の打球などといい打球は飛ばしていたが、最後まで宮本を抜くことはなかった。 「宮本を抜けなかったからって、、あんま落ち込むなよ。」 「大丈夫ですよ。宮本さんは別格って分かってますから。」 「あの、遠藤さん、俺も打っていいですか?」 「ああ、古野か。ピッチングは終わったのか。じゃあ打ってもいいぞ。」 「ピッチャー誰か入ってくれ。」 遠藤がグラウンドにいるやつに言う。遠藤も守備に入るのだろう。 「今から全部俺やりますよ。軽くでいいんですよね」 「ん、あ、そうか。悪いな猪瀬。頼んだぞ。」 遠藤はそういうと、ボールを猪瀬に渡す。 そして遠藤は左投げで長身、といったらもうファーストしかないだろう。 梅村も遠藤と同じでグラブを右にはめている。つまり左利きだ。そして、梅村は小走りでセンターまで走っていく。 さすがに投手の猪瀬、きれいな球道のボールを打ちやすいところにコントロールする。 古野を含めて、ほかのバッターも気持ちよさそうに打つ。 そして最後のバッターの宮本が右打席に立った。その宮本もほかのバッター同様に打っていく。 しかし内容は明らかにほかの人とは違った。 内角はコンパクトに打ちセンター前、真ん中と外角は流し打ち方向で強いゴロ。梅村同様流し方向への打球が多い。フライも少なくライナーかゴロ。二番タイプだろう。 バッティングが終わるころには日も落ちていた。そして練習も終わった。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/381.html
++第三話 ゼロのルイズ①++ 花京院典明が目覚めて、初めて目にしたものは昨晩ルイズが投げてよこした下着だった。 横に転がっているそれから視線を外し、起き上がる。 隣にあるベッドではルイズが寝気を立てている。子供らしい、あどけない寝顔だ。 「やっぱり夢じゃないのか」 心のどこかで期待していたことに裏切られる。やはり現実だった。 学生服の乱れを直し、花京院はルイズを起こしにかかった。 肩を叩いてみるが、起きない。 今度は枕を取ってみるが、起きない。 毛布をはいだところで、ようやくルイズが目覚めた。 「な、なに! なにごと!」 「朝だ。ルイズ」 「はえ? そ、そう……って誰よあんた!」 ルイズは寝ぼけた声で怒鳴った。顔がふにゃふにゃで、まだ眠そうだ。 「花京院典明。君の使い魔だ」 「使い魔? ああ、使い魔ね。昨日召喚したんだっけ」 ルイズは起き上がると、あくびをした。それから花京院に命じる。 「服」 椅子にかかった制服をルイズの側に置いた。 だるそうに寝巻きを脱ぎ始めるルイズに背中を向ける。 「下着」 「自分で取らないのかい?」 「なんで取る必要があるのよー」 寝起きのせいか間延びした声で反論する。 ここでもめるのも面倒なので、素直に従うことにした。 「そこのー、クローゼットのー、一番下の引き出しに入ってる」 下着を適当に取り出し、後ろに放り投げた。 ごそごそとルイズが着替える音がした後、 「服着せて」 「それも僕が?」 「あたりまえでしょ」 花京院はややうつむき加減で振り向く。 彼も一応思春期の少年である。多少なりともそういう情はある。 さすがに直視するのには抵抗があったのだが……ルイズの身体を見て、すぐに元の表情に戻った。 ルイズの身体はまだまだ未発達だった。いくら下着姿だといっても、女らしい膨らみが全然ないので、焦ることも意識することもない。 着替えを手伝っているうちに、少女の着替えを手伝っているのか、少年の着替えを手伝っているのかさえ曖昧になってきた。 最後にマントの紐を締め、着替えは終了した。 ルイズと部屋を出ると、丁度隣の部屋のドアも開いた。 似たような木のドアが開き、現れたのは燃えるような赤い髪の少女だった。 ルイズより背が高く、花京院より若干低めの身長で、むせるような色気を放っている。 ブラウスのボタンを上から二つ外し、胸元を覗かせている。褐色の肌はいかにも健康そうだった。 身長、肌の色、雰囲気、胸の大きさ……、全てがルイズと対照的だった。 彼女はルイズを見ると、にやっと笑った。 「おはよう。ルイズ」 ルイズは顔をしかめ、嫌そうに挨拶を返した。 「おはよう。キュルケ」 「あなたの使い魔って、それ?」 ルイズがうつむいて黙り込むと、キュルケはそれを肯定と受け取ったようだ。 「あっはっは! 『サモン・サーヴァント』で平民を呼び出すなんてあなたらしいわ。さすがはゼロのルイズ」 ……ゼロ? 花京院がルイズに目をやると、ルイズの白い頬は朱に染まっていた。 「うるさいわね」 「あたしも昨日召喚したのよ。誰かさんと違って一発で成功だったけど」 「あっそ」 「どうせ召喚するならこういうのがいいわよねぇ~。フレイムー」 キュルケがそう声で呼びかけると、キュルケの部屋からのそのそと赤い何かが這い出てきた。 それは巨大なトカゲだった。全身真っ赤で、尻尾の先には小さな炎が灯っている。 むんとした熱気に、花京院は顔の前で手を振った。 「それは……?」 「もしかして、あなた、火トカゲを見るのは初めて?」 「ああ、初めてだ。しかし、鎖につながなくて大丈夫なのかい?」 「平気よ。あたしから命令しない限り襲ったりしないわ」 キュルケは顎に手をそえ、色っぽく首を傾げる。 悔しそうにトカゲを見ていたルイズは聞いた。 「これってサラマンダー?」 ルイズの顔を見て、キュルケは勝ち誇ったような笑みを浮かべた。 「そうよー。火トカゲよー。しかも見てよこの尻尾。ここまで鮮やかで大きい炎の尻尾は、間違いなく火竜山脈のサラマンダー。 とても値段なんかつかないわよ」 「そりゃよかったわね」 「素敵でしょ。あたしの属性にぴったり」 誇らしげに胸を張るキュルケに対抗してルイズも胸を張るが、全く勝負にならない。 ルイズをからかうのに満足したようで、キュルケは花京院に目を向けた。 「あなた、お名前は?」 「花京院典明」 「カキョウイン? 変な名前ね。ふーん」 キュルケは品定めするように花京院を見つめる。 「まあいいわ。じゃあ、お先に失礼」 赤い髪をかきあげ、さっそうとキュルケは歩き去っていった。 キュルケがいなくなると、ルイズは小さな肩を震わせた。 短い付き合いでも花京院はルイズの状態がわかった。 怒っているのだ。 「くやしー! なによあの女! 自分が火竜山脈のサラマンダーを召喚したからって! ああもう! それなのに私はあんただし!」 「気にしなければいいじゃないか」 「そういう問題じゃないの! メイジの実力を見るには使い魔を見ろって言われてるぐらいなのよ! それなのに……ああもう!」 大げさにうなだれるルイズ。 それを呆れながら眺めて、ふと思い出した。 「ところで、『ゼロ』って君のあだなかい?」 ぴくん、とルイズの肩が上がった。 怒りと不安がないまぜになったような表情を浮かべている。 「な、なんであんたがそれを?」 「さっき彼女が言ってたじゃないか」 「ああ、そうだったわね。ゼロはただのあだなよ」 「でも、どうして?」 「あんたが知らなくてもいいことよ」 急に突き放すような口調でルイズは言った。 頭は悪くは無さそうだったので、身長とか胸のことだろうな、と見当をつけた。 怒らせる必要もないので、その話題はそこで終わらせることにする。 「それより、今からどこへ行くんだ?」 「朝食を食べに行くのよ」 マントをなびかせながらルイズは歩き始めた。 To be continued→